遺品整理と特殊清掃の違いとは?

みなさまこんにちは。

丸武商会の佐武です。今回の記事は、「遺品整理と特殊清掃の違いとは?」についての記事を書いて行きたいと思います。普通に文字を読んだ時の反応は、全く関係の無い業種と思われると思います。先ず知っておかなければならないことは、いざそのご状況に立たされた時にご自身の認識を確かにしておかなければなりません。業者を選ぶにしてもご家族がどのように亡くなられたかで業者選びが異なるからです。ここを抑えておけばいざその状況下に立たされたとしても判断を間違える事無く対処出来ます。近年は。特にご家族と一緒に自宅に住みそこから社会生活を行う方は非常に少なくなっており突然亡くなられたことを知らされるということが非常に多く聞かされます。その上でこの記事を書くことに致しました。ご参考にしていただければ幸いです。

目次

  1. 遺品整理と特殊清掃の違い
  2. 遺品整理と特殊清掃の意外な関連性
  3. 遺品整理と特殊清掃の業者を分けてはいけない
  4. 遺品整理と特殊清掃の共通点・相違点
  5. 特殊清掃の業者を選ぶ際気を付けること
  6. 遺品整理と特殊清掃の良い業者選びのコツ
  7. まとめ
  8. インボイス登録事業者番号

遺品整理と特殊清掃の違い

遺品整理と特殊清掃の内容を下記にて説明を記載したうえで、両者の違いを解説いたします。

遺品整理

遺品整理とは、生前故人様がご使用になられていたお住まいとお荷物のお片付け・整理とご認識されてください。その上で、故人様の生前の財産、形見分けの品、不用品、権利書、賃貸借契約書、小切手、装飾品、通帳、ハンコなどに分類し適正に処分することを遺品整理になります。ただ片付ける訳ではないのでお気を付けください。また各種お手続きも同時に行うこともお考えになり下準備をされることをおすすめいたします。また、2024年4月から全国規模での相続登記の義務化も行わなければなりません。つまり、お片付けを含めた大掛かりな作業となりますので良くお調べになられて実行されるようお願いします。

特殊清掃

室内での事件、事故、殺人、自殺、孤独死など人が亡くなられたお部屋での後処理となります。どう考えても、自分では掃除をすることが出来ない清掃のことを意味し実際取り掛かってしまえば最後まで行はなくてはなりません。血液の除去、臭いの完全脱臭、害虫駆除、害獣駆除、そして一番気にかけなければいけないのは、近隣住民や自分の身の安全を第一に行動し、全ての作業を窓やドアなどを空けての作業を絶対に避ける行動をしなければなりません。このことから分かるように特殊な薬品をお部屋の建物の形状から判断してもっとも最適な薬品を使用して建物の劣化を極力防ぎつつの作業となります。その上で、特殊な機械を用いて完全脱臭を行い、建物に付随する電線類の劣化を防ぎながらの作業となります。このことから分かるように必ず業者にご依頼をしてお任せするようおすすめいたします。

遺品整理と特殊清掃の意外な関連性

特殊清掃の作業を行うにあたり先ずはお部屋の中にあるお荷物をすべて片付けなければなりません。差し当たり、最も多い事例から考えると孤独死の現場での事例が最適にはなりますが、作業を行える状態まで特殊清掃の作業を行い遺品整理の作業に取り掛かりすべてのお荷物を適切な処分をした上で再度お部屋と建物の状況で最適な作業を行うことになるからです。近年は特に共同住宅(マンション)が増えておりますので他の住人の方のご迷惑にならないための最適かつ迅速な対応を取る必要性があるからです。

遺品整理と特殊清掃の業者を分けてはいけない

遺品整理と特殊清掃の作業は上記で記載した通りの一連の作業となりますので業者を分けてしまうと費用が急激にかさむ可能性が出てきます。一連の作業を分けることは難しく仮に分けるとしても人件費が倍掛かることになるからです。作業を行うのはただ行うのではなく根回し段取りが重要だからです。

遺品整理と特殊清掃の共通点・相違点

遺品整理と特殊清掃は、故人様のお部屋をお片付けするという目的では共通点となりますが特殊清掃に関してはそれを含め限定した範囲を的確かつ迅速に清掃しなければならないという遺品整理にはないスキルに基づいた清掃作業があるからです。それでは、下記で両者の違いについての3点を説明致します。ご参考にしていただければ幸いです。

  1. 作業範囲
  2. 所要時間
  3. 料金

上記の3つを解説していきます。 

作業範囲

遺品整理では、お部屋の中にあるお荷物を仕分けご依頼主様に渡すもの、処分するもの、リユースするもの、買い取りするものと仕分け最終的にお部屋の荷物をすべて出し切り、簡易清掃を行い明け渡しをして終了となります。

特殊清掃では、上記でも記載したように先ずは作業が出来るまでに原状回復を済ませその上で、遺品整理をおこないます。ただし、特殊清掃の現場での遺品整理では異臭の染みついたものが処分となりますので通常の遺品整理よりはリユース出来るものが限られますので処分量によっては費用が膨らみます。お部屋の荷物がすべて無くなった状態から亡くなられた場所(範囲)を建物に適したやり方で汚染物質の除去、血液の除去、体液の除去、クロス剥がし、薬品散布、特殊機械(オゾン発生器)での脱臭作業が行われ時間を置き完全に臭いと痕跡が無くなったのを確認して明け渡しを済ませ完了となります。

所要時間

上記で記載した作業に伴い、それに準じた作業時間が増えることになります。つまり、作業を行うお部屋の建物やお荷物の量、特殊清掃の場合は亡くなられてからの時間等で作業時間の所要時間が変わることになります。尚、季節によっても作業時間が変わりますので予め把握されて置いてください。

料金

遺品整理での料金は、業者それぞれ基準はございますが立地条件やお荷物の量で料金は必ず前後致します。当然荷物が多くリユース出来ないものは処分しなければなりません。処分量はどの業者も変わりません。その上でのご請求額が提示されます。また、特殊清掃の場合は、上記で記載したように状況によっては処分量が遺品整理より嵩むことが想定されます。このことを踏まえ判断されることをおすすめいたします。

特殊清掃の業者を選ぶ際気を付けること

遺品整理でもそうですが、特殊清掃の場合は料金の安い業者は必ず避けることをおすすめいたします。上記の段取りと作業時間はどの業者も掛かることになります。したがって、安い業者はその工程を飛ばしいい加減な作業をするしか値段を下げられないからです。人は同じ24時間365日を繰り返し生きています。そのうえで、職人は普通では出来ない作業を段取りを踏まえその物事を的確に処理して作業報酬を頂きます。このことを踏まえ業者をお選びください。

遺品整理と特殊清掃の良い業者選びのコツ

故人さまのお亡くなりになった後、書類手続きなど様々なことに着手することになります。数多くの手続きをしつつの遺品整理は時間が無い方には不可能なことになります。また、特殊清掃の場合は当然専門業者にご依頼しなければ後々多大な風評被害や心的被害、身体的被害が想定されます。そこで重要なのは、ご依頼をされる業者選びとなります、ただお願いするのではなく業者の所見での電話対応やメール対応となります。この時点で自分よがりな業者は本末転倒ですよね。この状態で業者選びを限定できると思います。その後は、実績のある業者でホームページなどでお写真と作業員数や作業日数など細かく事例に記載している業者は信用できると思います。特に重要なのは総費用の記載と追加料金は一切頂きませんの明記している業者は後々の心配はないように感じます。

その他で言えば、ご依頼する業者にどこまでお願いをするかをご自身、ご家族、ご遺族様の中でお話合いになりそのことを業者に伝え明け渡し時に明確に行われたかの確認も必要作業となります。

まとめ

遺品整理と特殊清掃の解説を上記で記載させていただきました。簡潔に文章を構成させて頂いたと思います。また、2024年4月より相続登記の明確化が日本全国で施工されました。持ち家の方や分譲マンションをお持ちの方は即座に動かれることをおすすめいたします。後で役所によるペナルティーがあった際にはリスクとなります。仕業の先生や不動産の手放しをお考えのお方は遺品整理と特殊清掃を含め先ずは当社丸武商会へお電話を!すべて一連作業でバックアップさせて頂きます。尚、法人の方で遺品整理と特殊清掃をお考えの方も当社丸武商会ではインボイス登録事業者番号を取得しております。お気軽にお問い合わせください。下記にてインボイス登録事業者番号を記載させて頂きます。

インボイス登録事業者番号

T9810122434159となります。

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