孤独死の場合の遺品整理について

みなさまこんにちは。

丸武商会の佐武です。今回の記事は「孤独死の場合の遺品整理について」について書いて行きたいと思います。近年は、親元や実家を離れ一人暮らしをして自立される方が大多数いるのが日本の現代社会の現状であることは一般的な常識になりつつあります。そうなると、後に残された親や祖父母の事が気がかりになると思います。このことを踏まえてこの記事でどうしたらいいのかをなってからでは無く、事前に知識として把握しとけば慌てずにことを的確に判断して無駄のない手続きを行えますので一緒に知識として把握しておきましょう!

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  1. 孤独死の場合の遺品整理の流れ
  2. 孤独死の場合の遺品整理の注意点
  3. 孤独死の遺品整理の費用と義務について
  4. 孤独死の現場の遺品整理の費用の目安
  5. まとめ
  6. インボイス登録事業者番号
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孤独死の場合の遺品整理の流れ

孤独死の場合の遺品整理の方法は、家族や親族に看取られて亡くなった場合と大きく異なります。以下の流れは孤独死の発見後、警察への手続き・対応を終了し、警察から入室許可をもらった後の流れとなります。親族・家族が孤独死した場合を下記にて記載させて頂きます。この記事を参考に遺品整理を行いましょう!!

業者に遺品整理・特殊清掃を依頼する

警察への手続き・対応が終了して入室許可が出ましたら、ご自身がお部屋の中に入るのではなく速やかに特殊清掃専門業者に依頼をして対応をしましょう。孤独死の発見は大抵数日や数か月経ってからの発見となります。その際、お部屋の中に入ると異臭や害虫・害獣・雑菌などがお部屋に充満しております。自分が考える以上にことは進んでおり身の危険がすぐさま降りかかることになります。腐敗臭などで体調を崩したり、集まった害虫・害獣からの感染症に至ることもございます。そのことで、一生を療養生活になる恐れもありますので万が一を想定して業者に対応を任せてください。

特殊清掃終了後に遺品整理を行う

お部屋の衛生を確保してからでないとプロでも何があるか分からない為安全に作業するまでは遺品整理を行うことが出来ないからです。やはり人間なので感染症に掛かり一生を棒に振ることは避ける対策をします。後は、どの程度まで特殊清掃を行い遺品整理を終わらせてから再度特殊清掃を行うかは業者によって異なります。特殊清掃をおこなってる間は窓は開けることが出来ない為害虫・害獣駆除行い異臭をある程度除去して近隣住民の方に被害が行かないことを確認してからではないとクレーム対象になるからです。

残した遺品を売却または形見分けを行う

遺品整理を行っている最中に貴金属や骨董品などが出て来るケースは多々ありますので業者側で保管しつつ最後に買取をさせて頂くか、もしくは親族様方での形見分けを行って頂くことになります。ただし、特殊清掃を行う現場のものは最大限に衛生を確保しつつの為ほとんどの物は処分となります。そのため、事前に業者側との打ち合わせを細かく話し合うことがベストな選択となりますので覚えておきましょう

孤独死の場合の遺品整理の注意点

孤独死の場合の遺品整理の場合に未然に知っておいてほしい注意点があります。トラブルを防ぐためにも下記で紹介する事柄を意識して遺品整理を行うようにしましょう!!

特殊清掃を行う前の部屋には立ち入らない

まず、大前提となるのはスキルの無い方が特殊清掃を行う前のお部屋に入ることは絶対にしないでください。上記でも書いてはありますが腐敗臭や雑菌、害虫・害獣などが散乱している現場がほとんどになる為、自分を守る為にも業者に任せることが一番の安全策となります。その他、身内の亡くなった後の現場は精神的苦痛なども生じやすいため後のことも考えた対応を心がけてください。

孤独死の遺品整理の費用と義務について

孤独死の場合の遺品整理の場合は、当然遺品整理を行うだけではなく特殊清掃を行う訳ですから費用は高くなるのが一般的になります。そこで未然に費用感を頭に入れておくだけで焦る必要もなくなるため下記で解説していきますのでご参考にされてください。

許可なく部屋の窓を開けない

孤独死の現場の場合は、仮に部屋に入ったとしても臭いからといって無断で開けることは、決してしてはならないでください。近隣住民の方にご迷惑をお掛けすることは後々の訴訟問題に発展することもよく聞きますし、害虫・害獣などが原因で損害賠償請求をされるケースもよくあります。おもい感染症になり今後の人生に大きな負担になり仕事にも影響しかねないからです。つまり、特殊清掃を行う現場に限っては自分の判断が大きな災いの元になりますので必ず専門業者の判断があるまで動かないことが得策だと覚えておきましょう。

マスクや手袋を必ずして遺品整理を行う

孤独死の現場で遺品整理を行う場合は、マスクや手袋を必ずして遺品整理を行う段取りを忘れないで下さい。業者により特殊清掃が終了したとしても個々の物の雑菌処理までは大抵行われていません。つまり、不衛生の状態のまま遺品整理を行うのですからマスクや手袋は必ず装着するようにしましょう。体調不良に陥り病院等通うことになれば後々の生活の支障になります。

遺品は清潔な状態にして残す

孤独死の現場の遺品は、形見分けの品を含め業者に相談して除菌をしてもらうなどしてもらい清潔な状態にして保管されてください。または、除菌スプレーなどで直接散布するのではなく雑巾などに除菌スプレーをふりかけ拭き残しの無い状態にして保管しましょう。

孤独死の現場の遺品整理の費用の目安

孤独死の現場の遺品整理の費用は、普通の遺品整理の費用に比べお高くなることが多々ございます。大抵の物はリサイクル出来ないためほとんどの物は処分になるからです。特殊清掃の出来ない業者に見積りを依頼して安いからの判断は後々の致命傷になるので絶対に避けることをおすすめいたします。費用に関しては平米数×7000円位が平均的なお部屋の荷物の量の相場となります。荷物の量が極端に多ければプラスアルファも想定されて置いてください。または、極端に少ない場合は費用は抑えられるので業者の見積もりで指摘されることをおすすめいたします。

特殊清掃の費用は、状態にもよりますが、平米数×3000円~5000円程度考えておけばよほどのことがなければそれ以上の費用は掛からないと思います。ただし、極力早い段階でのご依頼をおすすめいたします。時間が経つにつれて異臭は消えるのではなく人間で言えばガンみたいなものでどんどん広がりその分コストが増えることもございます。気をつけて早急に動かれてください。

まとめ

孤独死の現場の遺品整理、特殊清掃の場合は常にリスクを伴うことを頭に入れておくことが最大の予防策となります。自分の判断は絶対に避けることと業者に速やかな見積もり依頼が急務です。また、特殊清掃の資格を持たれていない業者に任せると適当に処理され異臭が全然消えていないなどに事案はよくありますので実績のある業者選定されてください。当社丸武商会では、そのような事案での後処理も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。また、法人での遺品整理も特殊清掃のご依頼も大歓迎です。下記でインボイス登録事業者番号表記してありますのでご依頼される際もご安心ください。

インボイス登録事業者番号

T9810122434159

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